卒業研究のテーマを決めました。
「障害を持った子どもを持つ両親の心理」

そして、担当教官のT先生に読むように薦められたのが
「障害を持つ子を産むということ」という本。
障害を持つ子の19人の親の手記が収められている。

内容の中には、医療従事者、特に医師や看護師に対しての要望が書かれているものがあった。

私は、それを読みながらとても複雑な心境になりました。
確かに。と納得できる内容もあったし、でもなぁ。と思うこともありました。
親の立場と医療従事者の立場。
お互いに理解がたりないんじゃないかとも思いました。

これから、医療という職に就くにあたって、なんだかとても不安になりました。私はこんな世界でやっていけるだろうかと。
医療って他の職業、例えば何かの工場とか農家とかと違って、生命との戦いだから、自分が背負う責任の重さ、救えなかったときの罪悪感、社会的な責任、家族から受ける様々な訴え、なんてリスクのある仕事なんだろうと思いました。そういうことを考えてしまいました。

自分の人生を掛けて臨まなければ、けっして満足のいく医療なんて提供できないんじゃないか。医療だって限界があるわけで、救えない命だって必ず存在するし、最善を尽くすといっても何が最善なのか、最善って家族からしてみれば命を救うことってだけでなくて、出来るだけ障害が少なくて健康であることを望むだろうし。でも、実際無理なことってたくさんあるし、例えば医師の一日の労働時間って36時間だったりすることを考えると、ミスするなって方が難しいんじゃないかって考えてしまう。

こんな感じで眠い頭で考えていると余計なことが次々と浮かんでくるので、寝ようと思います。
う〜ん。考えがまとまんない。
っていうか考えてる内容、卒研のテーマとは全然関係ないし。。。

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